郵便料金計器の価格帯や価格を左右する要素を詳しく解説

郵便料金計器は、企業や団体が効率的に郵便物を発送するために欠かせないツールです。

特に大量の郵便物を扱う場合、手間やコストを削減する大きな効果があります。しかし、種類や機能が豊富なため、価格帯を把握して自社のニーズに合った計器を選ぶことが重要です。

本記事では、郵便料金計器の基本情報や価格帯、選び方のポイントを分かりやすく解説します。

 

郵便料金計器の平均価格帯は?

一口に郵便料金計器といっても、一度に計算・処理可能な速度や枚数、登録可能な部門数、本体サイズやオプション品の有無によって価格帯は大きく異なります。

一般的にエントリーモデルと呼ばれる機種でも、およそ50〜60万円台が相場となっており、上位機種ともなれば100万円台のものもラインナップされています。

郵便料金計器は発送作業を効率化できる一方で、本体価格が高額であることから、導入にあたっては十分な費用対効果が見込めるかを検証することが重要といえるでしょう。

▶︎クアディエントの郵便料金計器で総務や経理のお悩みを解決!詳細はこちら

 

郵便料金計器の価格を左右する要素

郵便料金計器の価格はモデルの違い以外にも、さまざまな要因で変化します。

処理能力

郵便料金計器の機種によって時間あたりに捌ける郵便物の数が異なっており、この処理数が多くなれば多くなるほど、当然のことながら価格が高くなります。

内蔵されている機能

郵便料金計器には封入・封かん機能や、デジタル通信に対応している機種などさまざまなものがあります。

料金スタンプの印字以外のオプション機能の有無によって価格が変動します。

購入なのかリースなのか

郵便料金計器を購入せずリースという選択肢もあります。具体的な金額は機種や契約内容によりけりですが、一般的には月額数万円から十数万円程度が目安です。

郵便料金計器の導入にあたっては企業のニーズや資金状況、使用期間を考慮し、購入とリースのどちらが適しているか検討しましょう。

▶︎クアディエントの郵便料金計器で総務や経理のお悩みを解決!詳細はこちら

 

郵便料金計器の選び方について

さまざまなメーカー、機種が揃っている郵便料金計器ですが、どういった基準で選べば良いのでしょうか。

会社の規模

郵便料金計器のなかには、部門ごとに郵便料金や発送枚数を管理する機能が備わっているものも多く存在します。

例えば、場合は20〜30程度の部門に対応した安価なエントリーモデルから、50以上の部門に対応できる上位モデルまでさまざまです。

中小企業であればエントリーモデルで十分な場合も多いですが、大企業ともなれば上位モデルでなければ処理数が追いつかないケースもあるでしょう。

取り扱う郵便物の大きさ

一口に郵便物といっても、請求書や注文書を送る場合と、パンフレットや資料を送る場合とでは封筒の大きさ・厚みは異なります。

また、郵便ではなく宅配便として発送しなければならないケースもあるでしょう。

発送する荷物のサイズが多様な場合、幅広い大きさに対応する郵便料金計器を選ぶ必要があります。

安価なエントリーモデルの場合、処理可能な郵便物の大きさや厚みが限られていることも多いため、各モデルを比較し検討することが重要です。

▶︎クアディエントの郵便料金計器で総務や経理のお悩みを解決!詳細はこちら

 

Quadientの郵便料金計器の導入事例

Image removed.

医療社団法人プラタナス 青葉アーバンクリニック様にて、当社の封入封かん機DS-64i、郵便料金計器IS280を導入いただいた事例を紹介します。

封入封かん機器DS-64iの導入前は、2~3人で2~3時間かかっていた作業が、1人で1時間で終えられるようになりました。間違いが無いように入念に行っていた名寄せ作業もPortOneで簡単にできるようになり、誤封入の心配が無くなりました。

封入後は切手や後納郵便で発送していましたが、郵便料金計器IS280導入後は、切手の貼付や差出表作成の手間がなくなりました。操作がとても簡単なので、ちょっとした空き時間に手が空いているスタッフが印字をしています。

機器導入後、新しく開院した同法人のクリニックの発送業務も引き受ける事になりました。発送量が約300通から約500通に増えましたが、残業することなく定時内で作業を終えられています。

▶医療社団法人プラタナス 青葉アーバンクリニック様の導入事例資料はこちら

Quadientはさまざまな機種をご用意

Quadientでは事務作業や郵送作業を効率化するためのさまざまなソリューショ

ンを提供しています。

郵便料金計器も複数の機種を用意しているため、今回はそれぞれの機種の特徴を

簡単に紹介しましょう。

iX-3

郵便料金計器https://mail.quadient.com/ja/postage-meters-mailing-systems/ix-3-series

iX-3はQuadientの郵便料金計器のなかでエントリーモデルに位置づけられる製品です。

しかし、1分あたり45通というパワフルな処理速度に加えて、標準で3kgまでのスケール、オプションで10kg、35kgまでのスケールを追加できます。

登録可能な部門数は30で、郵送業務のボリュームが多い中小企業に最適な1台です。

▶︎iX-3の詳細はこちら 

▶郵便料金計器 iX-3の紹介動画はこちら 


iX-5

郵便料金計器https://mail.quadient.com/ja/postage-meters-mailing-systems/ix-5-series

iX-5はエントリーモデルと上位モデルの中間に位置しており、1分間に最大110通までの郵便物を処理できます。

また、封筒の厚みは最大12mmまで対応しているため、パンフレットや資料などを発送する頻度が多い企業にも最適です。

封筒を手差しで挿入するセミオートタイプのiX-5HFと、自動搬送するiX-5AFの2種類が用意されています。

▶︎iX-5の詳細はこちら 

▶郵便料金計器 iX-5の紹介動画はこちら 

 

iX-7

郵便料金計器

https://mail.quadient.com/ja/%E9%83%B5%E4%BE%BF%E6%96%99%E9%87%91%E8%A8%88%E5%99%A8/IX-7

上位機種にあたるiX-7は、1分あたり最大150通の処理が可能です。封筒の厚みは最大16mmまで対応でき、登録可能な部門数も70と充実の機能。

多くの部門で郵便料金計器を共用したい大企業におすすめの1台といえるでしょう。

また、オートフィーダーが標準で搭載されているため、同一料金の郵便物であれば複数枚をセットするだけで大幅な業務効率化が実現できます。

▶︎iX-7の詳細はこちら 

▶郵便料金計器 iX-7の紹介動画はこちら 

 

IS-280

郵便料金計器https://mail.quadient.com/ja/postage-meters-mailing-systems/is-280

IS-280もiX-3と同様、エントリーモデルに位置づけられる製品です。

iX-3の本体サイズは横幅670mm、奥行き390、高さが260mmですが、IS-280は横幅314mm、奥行225mm、高さ194mmとコンパクトにまとめられています。

封筒を機器に手で差し込み、スタンプを印字するタイプとなっており、1分あたりの処理数は最大18通、最大10部門の登録が可能です。

デスク上に収まるサイズのため、各部門で個別に郵便料金計器を設置したい場合におすすめの1台といえます。

▶︎IS-280の詳細はこちら 

▶郵便料金計器 IS-280の紹介動画はこちら 

 

まとめ

郵便料金計器を導入することで、毎月大きな負担となっていた郵便の発送作業が 効率化されるばかりではなく、料金の計算ミスや過払いなども防ぐことができま す。

一口に郵便料金計器といってもさまざまな機種があり、エントリーモデルから上 位モデルまで機能・価格帯も多様です。

自社にとってどのモデルが適しているのか、各機種の仕様を比較しながら検討し てみましょう。

 

郵便料金計器の価格帯やメーカーによる違い
Blog